スマホをやめてガラケー(ガラホ)にするメリット
近年は高齢の方のみではなく、若者の間でも「SNS疲れ」「スマホ依存症対策」「ネット依存対策」「デジタルデトックス」などを目的にガラケー(ガラホ)に機種変更をする方も増えてきています。
現代はスマホが普及し、一人一台持つ事が当たり前となっています。
それと同時に情報過多の生活になっている方も多く、情報自体から距離を置き、自分の時間を確保したいというニーズが急速に高まってきています。
情報過多社会の問題としては、「集中力の低下」「判断力の低下」「ストレスの増加」「不安の増加」「心身への負担」「真偽不明の情報の拡散」「意思決定が困難になる」「フィルターバブル」などがございます。
身体の疲労軽減
スマートフォンを長時間利用していると「首の痛み」「肩の痛み」「視力の低下」「ドライアイ」などの身体的な不調を引き起こす場合があります。
その他にも睡眠の質が低下したり、精神的なストレスが溜まったり、疲労で集中力や記憶力などが低下してしまうといった事もございます。
このように身体への負担を減らす意味でも、ガラケー(ガラホ)の利用に変える事は大きいと言えます。
スマホからガラケーにする身体へのメリット
- 姿勢の悪化防止
スマホの長時間使用をやめる事によって、首や肩が前かがみになったり、猫背になる事を防ぐ事ができます。
また、肩こりや腰痛などの予防にも効果的です。
- 目の負担防止
スマホの画面を長時間見続けると眼精疲労やドライアイを引き起こしやすくなりますが、それを防止する事ができます。
また、明るい画面を見続ける事は視力低下の一因だとも言われており、スマホから離れる事で未然に防ぐ事が可能です。
- 脳の休息
スマホを長時間利用し脳を酷使しすぎると、頭痛やめまい、吐き気などを引き起こす事があります。
ガラケー(ガラホ)に変える事でスマホのように熱中する事を避けられ、脳に十分な休憩時間を確保する事ができます。
睡眠の質が改善
スマホから発せられるブルーライトは脳が朝方だと勘違いし覚醒させ、良好な睡眠をとるために必要な睡眠ホルモンの一種である、メラトニンの分泌を抑えてしまうと言われています。
具体的には入眠時間が後ろにズレたり、深い睡眠をとる事ができなかったり、朝にスッキリ起きれなかったりといった症状がございます。
質の高い睡眠をとるためには就寝前の空いた時間になるべく明るい光を避け、ストレッチをしたり、良い香りの物を嗅いだり、脳が興奮しない本を読んだり、温かい牛乳やノンカフェインのお茶などで心身をできるだけリラックスさせる事が重要となります。
夜間のスマホをやめて変わった事
- 入眠時間が早くなる
スマホ画面から発せられるブルーライトによる脳の覚醒を防ぎ、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を活性化させ、眠気を誘いやすくなります。
スマホをやめる事で以前よりも入眠時間が早くなる場合があります。
- 睡眠の質の向上
入眠前にスマホを利用していると睡眠時間を沢山とっていても、なかなか熟睡感を得られずに朝スッキリと起きれる事が少なかったのが、利用を控える事で朝の目覚めが以前より良くなりました。
朝、スッキリと起きれる事で身支度をする時間や朝食にゆっくり時間を掛ける事ができます。
- 集中力や判断力が向上
睡眠の質が向上し、グッスリと深い睡眠がとれる事で脳を十分に休め、翌日の集中力や判断力が向上する事が期待できます。
また、午前中は頭が冴えず、作業が捗らないといった事が無くなり、仕事の生産性も上がりやすくなります。
幸福感の向上
スマホの利用する時間と幸福度には多少なりとも関係があると言われており、利用時間が増えるほど幸福度は下がりやすいとも言われています。
具体的にはスマホの通知をOFFにしたり、SNSの利用を控える事でメンタルヘルスを良好に保つ事に繋がりやすいとの見方があります。
とくにSNSは幸福度を低下させる可能性が他のコンテンツに比べると高い傾向にあります。
SNSが幸福度を低下させる主な要因としては、他人と自分を比較する「他者比較」やSNSは1度利用し始めるとつい長時間利用となってしまう事、またネガティブな情報に触れやすい事により不安感が増大しやすい事が原因として挙げられます。
スマホの長時間利用で幸福度が低下しやすい理由
- 自分と他者との比較
SNSは「充実した生活」「キラキラした生活」「非日常的な生活」など他人から羨望の眼差しで見られたいが為に、どうしても誇張した発信となりがちです。
そういったものを閲覧する事で自分よりも他人の方が優れているという思い込みを招きやすく、自己肯定感の欠如や喪失感、虚無感が生じやすくなります。
- 過度なドーパミンの分泌
SNSを使用すると刺激的な内容に常日頃から触れられるため、脳内のドーパミンを促す事ができます。
しかし、あまりの頻度でこのドーパミンが分泌されると、逆に日常生活において些細な喜びを感じられる出来事があっても幸福とは感じず、幸福度が低下しやすくなります。
- メンタルヘルスの悪化
長時間、SNSを利用すると鬱病になりやすくなったり、不安障害に陥りやすくなったりします。
また、前頭前野の機能が低下したり、人との交流が減るなどして気分が落ち込みやすくなったり、感情のコントロールが困難になる可能性もございます。
時間の増加
スマホ時間を無くすことで自動的にオフラインでの活動が増え、「時間の増加」を実感する事ができます。
仕事や学習などの自己研鑽の時間に充てる事ができたり、実りのある時間を過ごす事で充実感を得てストレスが軽減したり、また空いた時間が多くとれる事によって創造性が発揮しやすくなる場合もあります。
さらに、具体的には空いた時間を「趣味」「ウォーキング」「森林浴」「読書」「料理」「創作活動」「ヨガ」「勉強」などのオフライン活動に充てると良いでしょう。
その他にも心身に十分な休息を与えるために、何もせずにボーっと過ごしたり、瞑想に浸ってみたり、入浴でのリラックス時間に充てるのも効果的だと言われています。
何よりも重要なのが、デジタル機器から離れ、目の前の生活から満足感や幸福感を得て、人生における時間の使い方を見直す事が大切になります。
空いた時間でできる事
- 創作活動
創作活動は頭の中で考えたアイデアを形のある物として「創り出す」行動の事を指します。
感情を表現したり、自己を形のあるもので表したりして、作品が完成した時に達成感を得られるというメリットがあります。
最近ではこの創作活動を副業として行っている方も増えており、主に小説の執筆、イラストの作成、動画制作、手芸、陶芸、生け花、絵画など様々なものがございます。
- 心身をリフレッシュする活動
空いた時間を心身をリフレッシュする時間に充てると有意義に過ごす事ができます。
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動、ストレッチやヨガ、森林浴や瞑想、サウナなどが日頃の溜まったストレスを解消するのに効果的だと言われています。
ここで重要なのは1度で終わらせるのではなく、継続的に取り組んでいけるものを選ぶ事です。
極端に激しい運動や長時間のサウナなどは逆効果となってしまう恐れがあるので注意しましょう。
- 日常の一つ一つに時間を掛ける
空いた時間ができる事によって、日常生活における一つ一つの作業(行動)に十分な時間を掛けられるようになります。
たとえば、今までスマホを見ながら歩いていたり、食事中に何かしらの返信をしていたり、動画を見ていて入浴時間が減ってしまったり、スマホに集中し過ぎて掃除時間が無くなってしまうといった事を回避する事ができます。
目の前の作業に集中する事で満足度が格段に高まり、また掃除や部屋を綺麗にする事で日々の生活を気持ちよく送る事ができます。
- 人との交流に時間を掛ける
ネットを介してではなく、リアルで人と交流する事は、対面で相手の表情や身振り手振りを交えて理解をし、より信頼関係を築きやすいというメリットがございます。
また、オンライン上とは違い自然な雑談もしやすく、ちょっとした偶発的な会話をきっかけとして新たな遊びの約束や共通の趣味や志しなどを発見する事もあります。
現代の人々は、スマホの普及によってリアルでの交流機会が減少し、孤立や孤独に悩む人が増えており、一つの社会問題となっています。
いざという時に実際に会って、相談できる仲間や悩みを打ち明けられる人との関係を築くためにもオフラインでの交流は大切です。
ガラケー(ガラホ)にするとどのくらい携帯料金を削減できる?
スマホからガラケー(ガラホ)へ乗り換えると、通信プランによって異なりますが、おおよそ通信費が2分の1または3分の1程度に抑えられる可能性があります。
大手キャリアですと、スマホプランは約7000~8000円ほどしますが、ガラケーにしますと約2000~3000円程度となります。
これは主にガラケーは通話やメールが利用の中心となり、そこまで通信容量を消費しない事にあります。
さらに、ガラケーの端末代もスマホに比べると安い傾向にありますので、さらに節約できる可能性もございます。
ただし、現在は3Gのガラケーはサービスの提供をほとんどのキャリアが終了しておりますので、4Gのガラケー(ガラホ)を購入する必要があるという点だけ注意しましょう。
通信量の少ない利用用途となるので月額料金が安い!
▼料金比較
キャリア名 | 月額料金 |
---|---|
大手キャリア | 7000~8000円 |
ワイモバイルの場合(Sプラン) | 2365円 |
▼用途別のデータ消費量
用途 | 月間データ消費量 |
---|---|
Webサイト閲覧 | 約1~3GB |
メール送受信 | 1GB以下 |
音声通話 | データ消費無し |
SNS | 5~10GB |
動画視聴、オンライン3Dゲーム | 10GB以上 |
Web会議、大容量のダウンロード | 10GB以上 |
データ量を多く消費するコンテンツとしては「高画質の動画視聴」「ライブ配信」「オンラインゲーム」「SNSにて画像や動画の閲覧」などとなります。
とくに、画像や動画は画質が良ければ良いほどデータを多く消費し、最高画質での視聴となると1時間で1GB以上を消費する事もあります。
また、最近ではショート動画も短い動画でありながら、大量に閲覧をしてしまうと多くデータを消費する事となります。
ガラケー(ガラホ)はなぜデータ消費が少ないのか
ガラケー(ガラホ)がスマホと比べて月のデータ消費量が少なくなる理由としては「メール」「webサイト閲覧」「音声通話」「SMS」「メッセージ送受信」が利用の中心となるためです。
ガラケーの多くは機能が限定されていて、動画視聴やSNSといったデータを多く消費するコンテンツの利用には向いておらず、データ通信を多く消費しない基本的な使い方であれば、パケットの月間使用量はかなり少なく済みます。
ガラケー(ガラホ)がデータ消費が少なく済む理由
- メールやネット利用が中心
ガラケーの利用ではメール、ネット閲覧などが中心であり、大量のデータ通信が必要な作業が少ない為、月間のデータ消費量が少なくて済み、月額費用を大幅に抑える事ができます。
- 動画や画像の閲覧機会の減少
スマホの通信量において、動画コンテンツの視聴や画像コンテンツの閲覧、SNSの利用はパケット消費量が多く、大半を占めます。
しかし、ガラケーではこれらの利用頻度は低い、またはほとんど利用しない為、データ使用量が少ないです。
- 利用できるアプリが限られる
スマホは実に多種多様な数多くのアプリを利用する事ができます。それに伴い、データ通信も増える傾向にあります。
しかし、ガラケーの場合は本当に必要最低限のアプリのインストールに留める事ができ、ついうっかりデータを多く使い過ぎてしまったというケースを防ぐ事ができます。
使い過ぎによる料金の高額請求を未然に防止する意味でもガラケーの利用は適しています。
スマホからガラケー(ガラホ)への乗り換え方について
スマホからガラケー(ガラホ)に乗り換えるには、現在お使いのキャリアにてMNP予約番号を発行する事です。(ノンストップ制度を使う場合は不要)
また、事前に乗り換え先のキャリアに申し込む際に必要な本人確認書類、支払い用の口座やカードも用意されておく事をオススメします。
また、スマホ端末をキャリアに返却する必要のある方はデータのバックアップも忘れずに行っておくようにしましょう。
手続き手順
電話番号を変えずに他社へ乗り換える場合は、現在お使いのキャリアにて「MNP予約番号」を発行する必要があります。(ワンストップを利用する場合は不要)
キャリアのオンラインサイトのマイページから発行するようにしましょう。
乗り換え先のキャリアに申し込む際に必要となる「本人確認書類」「端末代」「支払い用の口座かクレジットカード」を用意しましょう。
乗り換え先のキャリアにて「ガラケー(ガラホ)の端末の購入」と「利用するプラン」を選択して申し込みを行いましょう。
乗り換える際の注意点
現在、利用中のスマホ端末をキャリアに返却する必要のある方は乗り換え前にスマホ内のデータをバックアップしておくようにしましょう。
スマホ端末のバックアップ方法は「クラウドサービスへの保存(iCloud、Googleドライブ)」、または「PCへバックアップ」の2種類の方法が主になります。
クラウドサービスへのバックアップですと、現在お使いのスマホ端末のみで完結する事ができるのでオススメです。
スマホ端末内の「写真」「動画」「連絡先」「アプリのデータ」などをクラウド上へ、保存しておくようにしましょう。
スマホ端末のバックアップ方法一覧
- クラウドサービスへのバックアップ(iCloud、Googleドライブ)
- PCへのバックアップ(Lightningケーブル、USBケーブルを使用)
- SDカードへバックアップ(Android端末の場合)
利用するプランは?
ガラケー(ガラホ)で利用する料金プランは「音声通話中心のプラン」や「データ容量が少ないプラン」を選択すると良いでしょう。
また、音声通話をよく利用されるという方は通話定額プランに加入すると、無制限で通話をする事ができます。
また、ほとんどのキャリアで3Gサービスは終了しているため、4G通信対応のガラケーを選ぶ必要がございます。
こういった機種を最近では、ガラケーではなく「4Gケータイ」や「ガラホ」といった名称で呼ばれています。
Y!mobileはガラケー型の携帯を販売中!
ワイモバイルは月額2,365円から利用できる!
- 「DIGNO ケータイ4」「AQUOS ケータイ4」が好評販売中!
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Softbankはガラケー型の携帯を販売中!
ソフトバンクは月額3,278円から利用できる!
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まとめ「ガラケーはデジタルデトックス、通信費削減、幸福感の向上など様々なメリットがある!」
スマホを辞めてガラケー(ガラホ)にするメリットとしては、
- スマホの長時間利用による身体的な不調、記憶力や集中力の低下、精神的なストレスの蓄積を未然に防ぐ事ができます。
- 夜間にスマホから発せられるブルーライトによって、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑えられる事を防止し、睡眠の質が向上します。
- スマホの通知を気にせずに済んだり、SNSの利用を控える事で他者と自分を比較しなくて済み、メンタルヘルスを良好に保ち、幸福感が向上します。
- 今までスマホの利用に充てていた時間を「ウォーキング」「森林浴」「創作活動」「自己研鑽」などオフラインでの活動で過ごす事ができ、有意義な時間を過ごす事ができます。
以上のような多くの恩恵をもたらしてくれます。
ガラケー(ガラホ)にすると、どのくらいの料金を削減できるかについては、
スマホ料金よりも2分の1から3分の1程度にまで抑える事が可能となっています。
ここまで通信費を抑えられる理由については、
- ガラケーは通信量が少ない利用用途にて使う事が多く、自然とスマホと比べてデータの消費が抑えられ、それに比例して月額料金も安くなるため。
- ガラケーは使える機能が限られており、自然とデータを多く消費する画像の閲覧や動画の視聴をする機会が減るため。
- ガラケーは利用できるアプリがスマホと比べて限られており、必要最低限のアプリのインストールに留まり、無駄なパケット消費を回避する事が出来るため。
以上のような理由でスマホと比べてガラケーは通信費を大幅に減らす事が可能となっています。
スマホからガラケー(ガラホ)に乗り換える手順については、
- 現在利用中のキャリアでMNP予約番号を発行する(ワンストップを利用する場合は不要)
- 乗り換え先のキャリアに申し込みする際に必要な物を準備しておく
- 乗り換え先のキャリアにて端末と利用したいプランなどを選択して契約手続きをする
以上の流れでスマホからガラケーに乗り換える事が可能です。
乗り換える際の注意点としては契約中のキャリアに、現在利用しているスマホ端末を返却する必要のある方は事前にバックアップを行っておきましょう。
スマホ端末のバックアップ方法としては、
- クラウドサービスを利用する
- PCへバックアップをする
- SDカードへバックアップをする
などの方法がございます。
乗り換え先のキャリアで利用するプランについては、ガラケーはデータ通信量が少なくて済む事が多い為、「音声通話メインのプラン」や「データ量の少ないプラン」を選ばれる事をオススメします。
ガラケー型ケータイを販売しているキャリアとしては、
- Y!mobile(ワイモバイル)
- SoftBank(ソフトバンク)
などがございます。
この機会に皆さんもぜひ、スマホからガラケー(ガラホ)へ乗り換えてみてはいかがでしょうか?