大学生のスマホ代は誰が払っている？自分で払っている割合は？
スマホ代を自身で支払うケースは大学生になるとやや増え始め、その割合は約2割前後で、月々の支払料金は7000円未満が半数近くとなっております。
その一方で、親が契約者となり支払っているケースも依然と高く、これはまだ未成年で経済的には完全に自立しておらず、代わりに親が契約を結んでいるという事が背景に挙げられます。
大学生がスマホ代を払う際には、一人暮らしで親から仕送りされるお金の中からスマホ代を払う場合と、アルバイトで大学生自身が働いて払う場合の2パターンがございます。
また、18歳であれば親の同意無しでの契約が可能になった事や自立心を促すために、高校の卒業をきっかけに敢えて自分で払うといった家庭も多くなってきています。
大学生が自分で払う場合には、格安SIMや学生割引などを活用して、少しでもスマホ代をお得に契約する事が重要となってきます。
大学生がスマホ料金を親に支払ってもらっている割合や月々の金額
アプリブさんの「毎月の携帯料金は誰に払ってもらっているか」の調査結果によると学生は、自分が21.6%、親75.8%、それ以外2.6%となっています。
ただし、これは15～17歳の学生を含んだ数値となるため、割合的にはもう少し多い可能性もございます。
また月々の金額も公表されていて、5000円未満が39.6%、7,000円未満が12.2%と月々の料金は7000円未満が半数を占めています。
このくらいの金額であれば、大学生がご自身でスマホ代を払う場合でもそこまでの経済的な負担にはならずに済むでしょう。
▼学生の毎月のスマホ代と支払いについて
参照元：アプリブ「https://app-liv.jp/articles/150213/」
大学生のスマホの活用用途
大学生のスマートフォンの主な用途としては「LINE、Instagram、X、TikTokなどのSNS」「動画コンテンツの視聴」「好きなアーティスの音楽の視聴」といった娯楽目的での使用から「日常生活での情報収集」「授業やレポート作成」などといった学習への活用なども考えられます。
特に最近、利用者が増えてきているのが生成AIなどのAIを使用したアプリになります。
AIを「課題や研究」「論文やレポート」などの作成に役立てている学生も多いのではないでしょうか。
スマホは学習効率を高めるためのツールとして必要不可欠なものとなりつつあり、これからはＡＩの進化によって、さらに活用範囲が広がる事が予想されます。
大学生のスマホの利用用途
- コミュニケーション
主にLINEやInstagram、XやTikTokなどSNSを介して友人と親睦を深めるために利用できます。
また、その他にも交友関係を拡大するために同じ趣味を持つ人と繋がったり、マッチングアプリを使って恋人作りに活用する事も可能です。
- 娯楽
YouTubeなどの動画サービスや映画やドラマ、アニメなどの動画のサブスクサービスの視聴に利用できます。
その他には、好きなアーティスの音楽視聴に用いたり、空いた時間の暇潰しとしてゲームなどをプレイする事もできます。
- 学習
授業の資料作りや分からない事を検索したり、辞書ツールで単語を調べるなど授業にも役立てられます。
講義のスケジュールをカレンダーアプリで管理したり、AIを使ってレポート作成の際の参考や助言を受ける事にも活用できるでしょう。
- 日常生活の便利ツール
フリマアプリ、オークションアプリなどのネットショッピングに活用できます。
遠方に出掛けた際に地図アプリで道を調べたり、通学の際に時刻表で電車の発着時間を調べる事もできます。
ニュースアプリやSNSのタイムラインなどでリアルタイムでの情報収集をする時にも便利です。
大学生がスマホ代を自分で支払うメリット
大学生がスマホ料金を自身で支払うメリットとしては「経済的自立を促せる」「生活能力が向上する」「スマホを自由に使える」「将来に役立つ」などがございます。
とくに、支払い方法にカードを利用する事でポイントを溜める事ができたり、カードで期日通りに支払いを続ける事で「クレヒス」と呼ばれる良好な信用情報を積み上げる事ができたり、生活費の支出を自分一人で管理する事で将来の資産形成の練習をする事ができます。
このように自分でスマホ代を支払う事によって、将来に役立つ様々な能力を身に付ける事ができます。
経済的自立ができる
- お金を管理する力が身に付く
スマホ代を自分で支払う事でお金の管理能力を身に付ける事ができます。
家計簿アプリなどを利用しながら収入と支出を把握し、料金の明細書を見ながら無駄を省く努力をするようになります。
また、月々の料金の目標設定や計画的に通信量を使うようにもなり、計画性や自己管理能力を向上させる事もできます。
カード会社を一つにまとめたり、資産管理アプリを最大限に活用するなど、自分に合った方法にて管理していく事が重要となります。
- 社会人への準備ができる
家計簿アプリやノートにて収支を把握し、スマホ料金という固定費を見直す事で、将来、社会人になった時の金銭管理の練習になります。
スマホ代の予算を予め決めておき、封筒分けやクレジットカードの使用額に上限を設けるなどして支出を管理し、積もり貯金で資産形成をしていく事によって、社会人で一人暮らしをする際の無駄使いを減らす練習にもなります。
自由度が高まる
- スマホ利用の自由度が向上
スマホ代を自分ではなく、親が支払う場合、利用額に制限がつけられてしまう場合があります。
スマホの利用額に制限が設けられると、通話、データ通信、アプリの利用、アプリへの課金などを自由にできなくなり、スマホの機能を最大限に活用する事ができません。
具体的な制限としては「データ通信量を一定の容量以上は通信できなくなる」「音声通話を一定の時間以上は通話できなくなる」などがあります。
- 大学生活を充実させられる
スマホ料金を自身で払う事で、自分が使いたいだけ思う存分、スマホを利用する事ができます。
通話時間や通信時間が制限されていると、友達と連絡をとっている際に中断せざるをえなくなりますが、制限が無ければ時間を気にせずに通話などを利用する事ができます。
将来に役立つ
- クレジットカードの信用情報(クレヒス)の構築
大学生のうちからスマホ代をクレジットカードを利用して支払いを行う事で、支払い能力を証明でき、将来のローン利用や金融サービス利用時の信用情報照会でプラスになります。
具体的にはローンの審査に通りやすくなる事、カードの利用限度額の増額や上位ランクへのアップグレードが期待できる事、そして、社会的な信用が高まる事で賃貸契約をする際にも有利に働きます。
クレヒスを良好な状態にしておく事で、信用力を示し、貸し手からの信頼を得やすくなります。
- ポイントや優待を受けられる
スマホキャリアを利用していると、キャリア独自のポイントが貯まったり、お得な優待を受けられる場合があります。
キャリアのポイントは月額料金の支払いや提携している店舗にて支払うと貯める事ができ、貯まったポイントは通信費の支払い以外にも、キャッシュレス決済やネットショッピングなどでも使用する事ができるので、お得に買い物をする事ができます。
また、キャリアは定期的にポイント還元キャンペーンを行っており、新規契約時や乗り換え時に特典としてポイントを多く獲得できる場合があります。
大学生がスマホ代を自分で支払うデメリット
大学生が自分でスマホ料金を払う事のデメリットとしては「経済的な負担が増える」「プラン変更は自分で行う必要がある」「料金請求は全て自己責任となる」などが挙げられます。
そのため、格安SIMなどを利用して月々の料金を抑えたり、スマホ端末は型落ちモデルを利用して安く済ませたり、乗り換えキャンペーンやポイント還元キャンペーンを利用してポイントを料金代に充てたりといった創意工夫が必要になります。
いずれにしても、そのように自分で全てを賄う事で必ず将来に役立つ良い経験となる事は間違いないでしょう。
経済的な負担
大学生がスマホ代を自身で払う事によるデメリットとして、一番に挙げられるのは経済的な負担が増える事です。
とくに一人暮らしをされている方などはより負担を感じやすいでしょう。
毎月、通信料や通話代などの定期的な金額が、アルバイトなどで得た収入から引かれる事となります。
自分で利用した通信費は全額自己負担となるため、支払いができなかった場合には利用の停止や通信速度が制限されるといった事も考えられます。
プラン変更などを自分で行う必要がある
スマホの契約者名義を親からご自身の名義に変更して利用される場合には、プラン変更などは契約者ご本人がする必要があります。
料金プランを自分で行って変更するには、携帯会社が提供しているマイページにログインし、料金プランの変更手続きを行ないます。
今まで、親御さんに料金プランを一任していた方などは注意が必要でしょう。
料金請求は全て自己責任となる
今まではスマホを使い過ぎたり、課金し過ぎた場合であっても料金は親への請求となりましたが、ご自身にてお支払いを行う場合には全額を自分で支払う必要がございます。
「無意識にスマホに触っている事が多い」「通知が気になって仕方ない」「つい長時間利用し続けてしまう」「スマホが無いと不安になる」などスマホ依存傾向がある人などは注意が必要です。
なるべく無駄遣いをしないように、スマホの利用を自分で制限したり、1日に利用できる時間を予め決めておくといった心掛けが求められます。
スマホ代を自分で支払うための手順や方法について
スマホ代を自分で払う場合には主に「クレジットカード」「口座振替」でのお支払い方法となります。
自分で払う事によって、自立心が育ったり、家計管理能力が向上します。
また、支払い方法の変更は公式サイトや公式アプリから簡単に行う事ができます。
新規で契約する場合
スマホを新規で契約する場合には、利用したいキャリアのオンラインショップにて申し込みを行うと簡単かつスムーズに手続きをする事ができます。
必要な物としては、ご本人名義の「本人確認書類」と「クレジットカード」または「銀行口座」となります。
手順としては、まず初めに機種やプランを選び、本人確認書類のアップロードや支払い方法を選択して、お申込みが完了となります。
自宅に端末やSIMが到着しますので、設定をすれば利用開始となります。
契約をしたい携帯キャリアの公式サイトにアクセスをします。
利用したい機種と料金プラン、オプションを選択していきましょう。
住所とご希望の支払い方法を入力後、本人確認書類をアップロードします。
ご自宅に端末とSIMが到着後、SIMカードをスマホに挿入します。
同封の案内に沿って、初期設定を行います。
端末を変更される場合には、旧端末からデータの移行を行いましょう。
MNPにて契約する場合
転出元のキャリアの契約者名義と転出先のキャリアに申し込む際の契約者名義が異なる場合には、原則としてMNPにて乗り換える事はできません。
必ず、転出元と転出先の契約者名義は同一である必要がございます。
そのため、転出元(現在お使いのキャリア)の契約者名義がご自分でない場合には、事前に名義変更を行っておく必要があります。
手順の流れとしては、現在お使いのキャリアにて契約者名義をご自分の名前へと名義変更した後に、新しいキャリアに申し込みを行うといった形になります。
名義変更する方法
携帯電話の名義変更には、現在の名義人と変更後の名義人のそれぞれの「本人確認書類」、変更後の名義人の「支払いに使うクレジットカードまたは、キャッシュカード」、名義人の「印鑑」が必要となります。
名義変更する際に必要な物
- 本人確認書類（現在の名義人・変更後の名義人）
- 支払いに使うクレジットカードまたは、キャッシュカード（変更後の名義人）
- 印鑑（現在の名義人）
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まとめ「大学生のスマホ代を自分で払う事で将来に役立つ能力を身に付けられる」
大学生がスマホ料金を自分で支払っている割合や金額については、
- 学生が自分でスマホ料金を支払っている割合は21.6%である
（※ただし、これは15～17歳も含んでいるため、大学生のみですとこれよりも高い事が予想されます。） - 学生の月々の金額は5000円未満が39.6%、7000円未満が12.2%と7000円未満が半数以上という事が分かりました。
となっております。
大学生のスマホの活用用途としては、
- LINEやInstagram、XやTikTokなどのSNSアプリを介しての友人とのコミュニケーションに利用している
- YouTubeなどの動画サービスや、映画やドラマ、アニメなどの動画のサブスクサービス、音楽視聴やゲームプレイなどに利用している
- 授業で分からない事を検索したり、辞書で単語を調べたり、講義をスケジュールアプリなどで管理する事などに利用している
- フリマ、オークションなどといったネットショッピング、地図アプリや時刻表アプリなどの便利ツール、ニュースやSNSでリアルタイムでの情報収集に利用している
などが挙げられます。
大学生がスマホ代を自分で支払うメリットとしては、
- スマホ代を自分で支払う事で家計簿アプリや料金明細書を使って、お金を管理する力を身に付ける事ができる
- ノートを使って収支を把握したり、通信費という固定費を見直すなど、社会人として自立した時の練習をする事ができる
- 親ではなく自分がスマホ代を全額払うため、制限などを付けられる事がなく、スマホ利用の自由度が向上する
- 通話時間や通信時間を制限される事なく、スマホを思う存分に使う事ができるので大学生活が充実する
- 大学生のうちからスマホ代をクレジットカードにて支払う事により、クレヒスの構築に繋がり、ローンの審査に通りやすくなったり、社会的な信用が高まる
- キャリア独自のポイントが貯まったり、貯まったポイントを普段の買い物やスマホ料金代として利用する事ができる
などの様々な恩恵がございます。
大学生がスマホ代を自分で支払うデメリットとしては、
- 毎月、決まった額の料金がアルバイトなどで得た収入から引かれる事となり、経済的な負担となる
- 契約者名義が親から自分に変わる事で、プラン変更などは契約者である自分が行わなくてはいけなくなる
- スマホを使い過ぎてしまったり、課金し過ぎてしまった場合でも、全て自己責任で全額払う必要がある
などが挙げられます。
スマホ代を自分で支払うための手順や方法については、
- 契約したいキャリアの公式サイトへアクセスする
- 利用したい機種や料金プランを選択する
- 住所と支払い方法を入力し、本人確認書類をアップロードする
- 自宅に端末とSIMが到着したら、端末にSIMを挿入する
- 同封されている案内に沿って、端末の初期設定や通信設定を行う
以上のような手順にて、簡単に利用を開始する事ができます。
MNPにて契約をする場合には、今お使いのキャリア(転出元のキャリア)にて、事前に親名義から自分名義に変更を行っておく必要がございます。
名義変更の際に必要な物としては、
- 現在の名義人と変更後の名義人の「本人確認書類」
- 変更後の名義人の「クレジットカードまたは、キャッシュカード」
- 現在の名義人の「印鑑」
が必要となります。
皆さんもこの機会にご自分名義にてキャリアを契約して、自分でスマホ代を払われてみてはいかがでしょうか？
