eSIMについて
eSIMとはスマホ内に内蔵されたSIMの事で、物理的なSIMカードを端末内に差し込む事なく、スマホ回線を利用する事ができます。
eSIMの利点としては、差し替える手間がなく、開通までの時間が短く、1台の端末で複数のSIMを使えるという点にあります。
その一方で欠点としては、気軽に取り外しができない、本体故障時にeSIMも利用できなくなるといった事があります。
メリット
- 差し込み作業が不要
SIMカードを端末内に挿入する必要が無いので、ネットのみでスマホ回線の開通を完了させる事ができます。
- 利用開始までが早い
物理カードとは違い、SIMを待つ必要がないので、審査完了後すぐに通信回線を利用する事ができます。
- 1端末で複数枚使える
eSIMを利用する事でスマホ端末1台で複数の回線を利用する事ができ、通信障害や電波の入りが悪い時などに重宝します。
デメリット
- 端末故障時に手続きが必要
eSIMは端末内に内蔵される形となるため、スマートフォン端末本体が故障した時に再発行手続きが必要となります。
- 取り外す事ができない
物理カードとは違い、eSIMは本体から取り外す事ができない仕組みとなっている為、他のスマホ端末で使いたい場合は手続きが必要となります。
- 機種変更時にも手続きがいる
機種変更をする際に物理SIMの場合はSIMカードを差し替えるだけで完了しますが、eSIMの場合は公式サイトにて再度、発行手続きを行なう必要があります。
注意点
- eSIM対応機種が必要
eSIMを利用する為には、eSIMに対応したスマートフォン端末が必要になります。
端末を購入する際には、必ずeSIMが利用できるか確認した後に購入される事をおすすめします。
- 開通時にWi-Fiが必要
eSIMは端末内に設定をするまでは回線を利用する事はできませんので、設定時は別の回線で作業を行う必要があります。
また、QRカードを用いて設定をする場合には、もう1台スマホ端末が必要となります。
- 削除しただけでは解約とならない
スマホ回線を解約時にはeSIMを端末内から消去しただけでは、解約という扱いになりませんので注意が必要です。
必ず、通信キャリアにて契約を解約する手続きを行なったうえで、eSIMのプロファイルを削除するといった手順が必要です。
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mineoのeSIMについての詳細
mineoのeSIMは、物理SIMカード不要でネット上のみで申し込み手続きを完了でき、開通するまでが早く、端末内に内蔵される形となるため、SIMを紛失したり破損したりする心配もありません。
mineoのeSIMを利用するには対応した端末が必要になります。
また、eSIMが提供されているプランはAプランとDプランのみであり、Sプランでは提供されていないので注意が必要です。
初期費用について
| Aプラン | Dプラン | Sプラン | |
|---|---|---|---|
| 契約事務手数料 | 3300円 | 3300円 | 3300円 |
| eSIMプロファイル発行料 | 440円 | 440円 | eSIM未対応 |
初期費用についてですが、AプランもDプランも契約事務手数料、eSIMプロファイル発行手数料に値段の違いはありません。
2つのプランとも初期費用は合計で3740円(3300円＋440円)になります。
こちらの表で注目して頂きたいのが、SプランではeSIMが未対応となっているという点です。
mineoではSプランではeSIMの提供は行っておりません。
そのため、mineoをソフトバンク回線にて利用したいという方は物理SIMカードを選択する必要があります。
ソフトバンク回線のeSIMをどうしても利用したいという方は、eSIMに対応している格安SIMのLINEMOを利用される事をオススメします。
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変更費用について
| Aプラン | Dプラン | Sプラン | |
|---|---|---|---|
| プランの変更 (S⇒A、D) (A⇔D) | 変更事務手数料：3300円 eSIMプロファイル発行料：440円 | eSIM未対応 | |
| タイプ変更 (シングル⇒デュアル) | 変更事務手数料：無料 eSIMプロファイル発行料：440円 | ||
| タイプ変更 (デュアル⇒シングル) | 変更事務手数料：3300円 eSIMプロファイル発行料：440円 | ||
| コース変更 (データ容量/速度変更) | 変更事務手数料：なし eSIMプロファイル発行料：－ | ||
| SMS契約変更 (SMS無し⇒SMS有り) | 変更手数料：－ 発行料：- | 変更手数料：3300円 発行料：440円 | |
| eSIM変更・再発行 | eSIM再発行事務手数料：無料 eSIMプロファイル発行料：440円 | ||
mineoは契約後にプランの変更、タイプの変更、コースの変更、SMS契約の変更をいつでも自由にする事ができます。
ただし、変更事務手数料やeSIMプロファイル発行手数料がかかる場合があります。
そのため、プラン、コース、タイプなどを変更される際には、発生する手数料を必ず確認するようにしましょう。
また、機種変更時にもeSIMプロファイル発行料440円が必要になります。
金額としてはそこまで大きくは無いですが、今後、機種変更をする可能性がある場合には頭の隅に入れておくと安心かと思います。
対応機種について
mineoのeSIMは、mineoのSIM(回線)に対応した端末であれば利用する事ができます。
動作確認端末は700種類以上あり、auもドコモもソフトバンクも現在、お使いの端末をそのまま使う事ができます。
※ソフトバンクは物理SIMのみ
利用予定の端末が使えるのかは公式HPの「動作確認済み端末」にて確認する事が可能です。
利用したい回線が動作確認済み(○)となっているか、事前に確認しておくようにしましょう。
注意点
- 対応プランをチェックする
利用予定の端末がmineoの回線に対応しているかを契約前にチェックします。
ここで注意するべきポイントとしては、契約予定のプランに対応しているかどうかです。
たとえば、Aプラン、Dプランに対応しているが、Sプランには対応していないといった事が稀にあります。
Aプランを利用予定でしたらAプランが○になっているか、Dプランを利用予定でしたらDプランが○になっているかを、しっかりと確認するようにしましょう。
- 端末セットでの購入も可
mineoでは、回線契約時にスマートフォン端末もセットで購入する事ができます。
mineoで販売されている端末はmineo回線で利用する事を前提に販売されている為、安心して利用する事ができます。
使っている端末が動作確認済み端末に載っているが動作するか不安、使っている端末が長年利用していて古くなっているといった方などは、回線と一緒にスマホ端末も購入される事をオススメします。
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mineoでeSIMを利用する手順について
mineoでのeSIMのお申し込みは公式HPにて「お申込みボタンをタップ」→「端末購入の有無を選択」→「プランを選択」→「eoIDを登録」→「MNP予約番号を入力(MNPの方のみ)」→「契約者情報と支払い方法を入力」→「本人確認書類をアップロード」といった手順で可能です。
物理SIMカードの場合は1週間ほどで、eSIMの場合は最短で即日に利用を開始する事ができます。
必要な物
- 契約者名義のクレジットカード
デビットカードやプリペイドカードは登録できない場合があります。
できるだけ、クレジットカードを利用するようにしましょう。
- 本人確認書類
運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、住民基本台帳カードといった本人確認書類が必要になります。
いずれか1点を用意して下さい。
- MNP予約番号
他社から電話番号を変更せずに乗り換えたいという方は、MNP予約番号が必要になります。
新しい番号にて契約される方、ワンストップ方式にてMNPされる方は不要になります。
申し込み手順
「お申込み」というピンク色のボタンから申し込みページへと移動します。
- 端末を購入するか選択をします。
- 利用するプラン・オプションなどを選択します。
- SIMカードの形状を選択します
★eSIMの場合は、ここでeSIMを選択しましょう！
eoIDを登録済みの方は、IDとパスワードを入力してログインします。
eoIDをお持ちではない方は、新規登録をタップします。
紹介URL、またはエントリーコードをお持ちの方は入力をします。
お持ちではない方は、空欄のまま次に進みましょう。
電話番号を変更せずに他社からお乗り換えをする方は、MNP予約番号を入力します。
※新しい電話番号で契約する方やMNP予約番号無し(ワンストップ方式)でMNPされる方は不要です。
- 契約者の氏名・住所・メールアドレス・電話番号を入力します。
- お支払いに使うクレジットカード情報、または銀行口座情報を入力します。
契約者の本人確認書類をアップロードします。
★eSIMをお申込みの場合は、eKYCでの本人確認が必要となります。指示に沿って、撮影を行いましょう。
入力内容に間違いが無いかを確認し、無ければ申し込みを完了します。
仮申し込み受け付け完了メールが届けば、完了です。
審査～審査完了後について
端末・SIMカードの発送から到着まで
- 端末やSIMカードはお申込み完了後、1週間程度で到着します。
ただし、繁忙期などはそれ以上かかる場合もありますので余裕を持ってお申込みしましょう。 - eSIMにてお申し込みをされた場合、審査完了後に「eSIMプロファイル設定のお願い」メールが届きますので、使用予定の端末にて案内通りに設定作業を行っていきましょう。
初期設定～利用開始まで
- 届いた端末、SIMカードにて初期設定を行います。
前機種からデータを引き継ぐ場合には、移行作業を行いましょう。 - 端末の初期設定とプロファイル設定が完了すると、mineo回線を利用する事ができます。
正常にネット回線と電話回線を利用できるか、テストされる事をおすすめします。
プロファイルのインストール・ネットワーク設定
mineoの回線を利用するにはプロファイル設定・ネットワーク設定が必要になります。
eSIMのプロファイル設定をQRコードを用いて行う場合には、端末がもう1台必要になります。
QRコードを表示させる為のスマホ端末を用意してから行って下さい。
MNPにてお乗り換えの方はmineoのマイページにて転入切替を行います。
新しい電話番号にて契約された方はこの作業は不要です。
mineoのマイページにある「ご利用状況の確認」→「ご契約内容照会」→「eSIMプロファイルのダンロード」から受付番号を入力する事でプロファイルダウンロード用のQRコードが表示されます。
QRコードを表示させるための別端末をお持ちでない方は、手動入力にてプロファイルの設定を行うようにして下さい。
※AndroidのAPNの入力項目の詳細はmineoの公式HPに記載されています。
iOS端末にてご利用の場合は、プロファイルを端末にインストールする事で設定が完了します。
Android端末にてご利用の場合は、設定の「ネットワークとインターネット」からAPNの手動入力を行う事で完了します。
上記の作業が一通り完了しましたら、電話回線とネット回線が開通した事を確認します。
ホームページを開いたり、テスト通話用の番号「111」に電話を掛けてテストしましょう。
さらに詳しい手順については、mineo公式HPの「初期設定と各種設定」をご覧ください。
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まとめ
eSIMを利用するメリットとしては、
- スマートフォン端末にカードを挿入せずに、スマホ回線を利用する事ができる
- SIMが自宅に到着するまで待つ必要が無いので、審査後にすぐ利用する事ができる
- 物理カードと併用する事で、1つの端末で異なる回線を利用する事ができる
以上のような利点があります。
eSIMを利用するデメリットとしては、
- スマートフォン端末が故障した場合、内蔵されているeSIMも一緒に利用できなくなってしまう
- 物理SIMとは違い、手軽に取り出す事はできない為、他のスマホで使い分けたい時に手間が掛かる
- 機種変更をする際に、公式HPのマイページからeSIM発行手続きを行なう必要がある
以上のような欠点があります。
eSIMを利用する時の注意点としては、
- eSIMに対応したスマートフォン端末を使う必要がある
- eSIMを端末に設定するまでは回線を使う事ができない為、Wi-Fiを使って初期設定をする必要がある
- 解約をする時は端末からeSIMを削除しただけでは解約とはならず、必ず公式HPから手続きをする必要がある
以上のような気を付けるべき点があります。
mineoのeSIMについての詳細としては、
- SプランではeSIMの提供は行っていない。
- 初期費用については、AプランもDプランも3740円と変わらない。
- 変更費用については、プラン、タイプ、コースなどで手数料は変わる為、変更時は注意が必要です。
- 対応機種については、公式サイトの「動作確認済み端末」のページにて対応しているか確認する事ができます。
以上となっております。
mineoを申し込みするのに必要な物は
- 契約者のクレジットカード
- 契約者の本人確認書類
- MNP予約番号(ツーストップ方式でMNPする方)
となります。
申し込みする手順については、
- 端末・プラン・SIM形状・MNP予約番号・契約者情報を入力する。
- 本人確認書類のアップロードをする
- 審査完了後に端末とSIMカード（※eSIMの場合は除く）が自宅に到着する
- プロファイル設定を行う
- ネットワーク設定を行う
以上のような流れで利用を開始する事ができます。
皆さんもこの機会にぜひ、mineoを始められてみてはいかがでしょうか？
