スマホを親名義から子供名義に変更するとどんな利点がある?
スマホを親名義から子供名義へのご変更を検討されている方もいるのではないでしょうか?
スマホの契約者を親から子供へと変更すると「子供自身で契約内容を変更できる」「自立を促せる」「ポイントや料金を管理しやすい」といった事が挙げられます。
また、将来一人暮らしをする時などに変更する手間を減らす事ができ、何か契約内容を変更したい時にも手続き時の本人確認がスムーズに進みます。
子供自身で契約内容を変更できる
契約者が親名義の場合だと、子供が手続きを行なうには自身の本人確認書類以外に「委任状や同意書」「契約者の本人確認書類」などが必要になります。
また、キャリアによっては親の同伴が必要であったり、ショップ店員から親への確認の電話が必要な所もあります。
しかし、契約名義が子供名義で成人済みであれば、子供自身が手続きを行なう事が可能になります。
料金プランの変更、オプションの追加、機種変更、他社への乗り換えを親記載の書類や同伴なく、好きなタイミングにて行えるのはとても便利です。
▼契約者名義が親の場合に必要となるもの
| 必要な物 | 詳細 |
|---|---|
| 子供の本人確認書類 | 健康保険証、マイナンバー、パスポート・・・etc |
| 親の本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバー、パスポート・・・etc |
| 委任状や同意書 | キャリア指定の形式にて記載するのが一般的です。 |
▼キャリアや手続き内容によっては必要になる事
| 必要な事 | 詳細 |
|---|---|
| 親の同伴 | キャリアや手続きをする内容によっては、親の同伴が必要になります。 |
| 親への確認 | 手続き内容について親の同意を得ているか、ショップから親へ確認の電話をする場合があります。 |
▼
契約者が子供で成人済みの場合、子供自身で契約内容の変更手続きが行える!
自立を促せる
契約者を子供名義にして支払い方法も子供のカードや口座にて支払いを行う事で、自分のお金で携帯料金を払わなくてはいけないという自立心を持たせる事ができます。
子供のスマホ料金で多くのトラブルとなるのが、アプリによる高額な課金です。
未成年が保護者の許可なく高額課金をしていた場合には、請求を取り消せるケースもありますが、返金手続きには手間や時間が必要となります。
そのようなお金関係でのトラブルを防ぐためにも、子供自身の口座やカードで支払いを行い、自分の貯金でスマホを使っているという自覚を持たせる事は大切です。
よくあるスマホ料金トラブル
- アプリへの高額課金
ゲームアプリのアイテムを大量に購入したり、ガチャガチャを沢山回すなどして、スマホ料金が高額となるケースがあります。
- 長時間通話
友達などと時間を気にせずに長時間通話をする事で、スマホ料金が高額となるケースがあります。
- 投げ銭システム
ライブ配信者を応援する投げ銭システムを多く利用する事で、スマホ料金が高額となるケースがあります。
ポイントや料金を完全に分離できる
スマホを利用しているうちに貯まるキャリアのポイントや、料金請求を親と子で完全に分ける事ができる為、管理がしやすくなります。
子供が自身のスマホ代を確認するには、利用しているキャリアによっては親のアカウントからしか見る事ができない場合があります。
その場合、親のアカウントを用いて会員ページにログインを行う必要があり、IDやパスワードを子供に教える事となる為、セキュリティの観点からも心配になります。
しかし、契約者を子供名義にすれば、子供と保護者の契約を完全に分離する事ができるので、貯まったポイントや月々の料金などを子供自身で把握しやすくなります。
▼契約イメージ
| 親のスマホ |
|---|
| 料金内訳 |
| 溜まったポイント |
| 子供のスマホ |
|---|
| 料金内訳 |
| 溜まったポイント |
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完全に親と子供で契約をそれぞれ独立させられる!
独立時の手間が不要
将来的に子供が進学して一人暮らしする場合や、結婚などで遠方へ引っ越しをする場合など、これまで親が契約していたスマホを子供名義に変更する機会がいずれあるかと思います。
名義変更には子供の本人確認書類の他に、親の委任状や本人確認書類などが必要になります。
また、子供が未成年の場合には親の同伴が必要となるケースもあります。
そういった手間がいずれ発生する事を考えると、早めに契約者を変更しておくのも一つの方法です。
とくに引っ越しシーズンや新生活シーズンは携帯ショップも混雑しますので、時間に余裕のある時に前もって手続きを行なっておくと、安心です。
携帯ショップが混雑しやすい時期
- 新生活シーズン
入学前や就職前に、新生活を始めるためにスマホを契約したり、購入する人が増加します。
- 年末年始
年末年始にセールを行うキャリアも多く、それに伴って来店する方も増える傾向にあります。
- お盆や大型連休
ボーナスが入った後のお盆シーズンや大型連休中は、機種を買い替える人も多く、ショップが混雑しやすいです。
親から子供へのスマホの名義変更の方法について
スマホを親から子供へ名義変更をするには、基本的に親と子供の2人で利用中のキャリアショップに足を運び、手続きをする必要があります。
万が一、親が来店できない場合には、委任状と本人確認書類が必要となります。
また、子供が未成年の場合には親権者の同意書やフィルタリングサービス申出書などが必要となります。
必要な物について
2人で来店する場合
- 親の本人確認書類
- 子供の本人確認書類
- 子供のキャッシュカード、またはクレジットカード
- 印鑑
親が来店できない場合には上記に加えて、
- 委任状
- 本人確認書類のコピー
も必要となります。
子供が未成年の場合には上記に加えて、
- 同意書
- フィルタリングサービス申出書
も必要となります。
※キャリアによって必要な物は若干異なる為、お使いのキャリアにて確認される事をオススメします。
親から子への名義変更はオンラインでもできる?
スマホの親から子への名義変更は、ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアではオンラインにて手続きを行なう事はできません。
必ず携帯ショップへと来店する必要があります。
多くの携帯キャリアではセキュリティ上の懸念や本人確認の厳格化、なりすまし防止などの理由から、オンラインでの名義変更手続きは受け付けていません。
店舗での対面手続きでの受け付けのみに限定されています。
ネットでの名義変更を受け付けていない理由
- 本人確認の厳格化
スマートフォンは重要な個人情報が多く含まれ、契約者の身元確認を正確に行う事が求められます。
オンラインでは携帯ショップとは異なり、身分証の原本確認や顔の確認を厳格に行う事が難しいため、来店が必要となります。
- 不正利用の防止
キャリア側はスマートフォン契約時に必ず、本人確認を厳重に行う義務が法律で決められています。
新規契約ではなく名義変更であっても、ほぼ契約と同等の重要な手続きであるため、本人確認を厳しく行う必要があります。
- 親と子供の合意の確認
スマホの名義変更の場合、契約者と譲り受ける側とで両者の合意が必須となります。
インターネット上では、このお互いの合意確認を正確に確認する事は難しいため、対面での手続きが必要となっています。
- 説明の容易さ
携帯のプランや割引サービス、長期特典、支払い情報など、名義変更によって今までと変わる点を説明する必要があります。
これらをネット上でより事細かに説明するのは難しく、説明の食い違いなどを防止するといった点からも店舗での手続きに限定しています。
オンラインでスマホの名義変更ができるキャリアはある?
スマホの名義変更をネットにてできるようになると「お店に行く必要が無い」「24時間好きな時に手続きできる」「事務手数料が不要になる」「親や子供が離れて住んでいても可能」などのメリットがあります。
店舗では混雑時だと待ち時間が1時間以上かかるケースもあり、忙しい時やなかなか親子で都合を合わせる事ができない場面においても、大変便利です。
名義をネットで完了できると…
- いつでも可能
店舗だと営業時間内でしか手続きする事ができませんが、ネットであれば好きな時間帯に変更手続きをする事ができます。
- どこでも可能
オンラインですとわざわざ店舗に出向く必要が無くなるため、自宅内にて簡単に手続きをする事ができます。
- 待ち時間不要
携帯の乗り換えシーズンや大型連休中など、キャリアショップが混雑する時期であっても、ネットから変更できると待つ必要が無くなります。
ネットにて名義変更可能なキャリア
スマホキャリアである楽天モバイルは、ネットにて名義変更が可能です。
親名義で楽天モバイルを契約していたとしても、オンラインにて親から子へ譲渡する事ができます。
▼楽天モバイルへ乗り換え後に名義変更する手順の例
| 手順1 | 手順2 |
|---|---|
| 親名義にて楽天モバイルへ乗り換え(MNP) または、楽天モバイルを契約 | 楽天モバイルの回線開通後に、 ネットから子供名義へと変更する |
\楽天モバイル公式HPで名義変更方法を確認!/
楽天モバイルのネットでの名義変更手順
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 申し込み方法 | my楽天モバイルのページから |
| 変更手数料 | 0円 |
| 手続きにかかる時間 | 【現在の契約者】 契約者変更の申請後、手続き用のURLが発行されるまで1日程度 【変更後の契約者】 変更手続きURLから行う本人確認の方法によって、異なります。 ●本人確認書類をアップロードする場合:1週間程度 ●受け取り時に自宅で確認する場合:1週間程度 ●本人確認(eKYC)を行う場合:最短1日程度 |
<手続きに必要なもの>
- 現在の契約者の楽天ID
- 変更後の契約者の楽天ID
- 変更後の契約者の本人確認書類
現在、既にスマホを親名義にて利用しているという方は親名義にて楽天モバイルへと乗り換え(MNP)をします。
<必要な物>
- 親の本人確認書類
- MNP予約番号(ワンストップで乗り換える場合は不要)
- 親の楽天会員のユーザーID・パスワード
- 親のクレジットカード、または銀行口座情報
楽天モバイルを契約した方の楽天会員IDとパスワードにて、my楽天モバイルへとログインし、
「契約プラン・オプション設定」をタップします。
各種手続きの一番下に表示される「各種手続きへ進む」のボタンをタップします。
契約者変更のお手続き内の「契約者変更(譲渡)」の項目をタップします。
- 新しい契約者(子供)の「氏名」「フリガナ」「生年月日」「住所」を入力します。
- 入力後に「契約者変更手続きを申請する」をタップします。
「契約者変更手続きを申請する」をタップすると、名義変更手続き用のURLが発行されます。
こちらのURLを新しい契約者(子供)に送信するようにしましょう。
現在の契約者(親)から契約者変更手続きのURLが送られてきたら、以下の手順で手続きを行ないます。
- URLにアクセスして、「手続きを開始する」をタップ
- 新しい契約者(子供)の楽天IDにてログイン
- 新しい契約者(子供)の「氏名」「フリガナ」「生年月日」「住所」を入力
- 情報に間違いが無いかチェックした後、「手続きを続ける」をタップ
- 本人確認方法を選択し、「次へ進む」をタップ
- お支払い方法を選択し、「申し込む」をタップ
本人確認完了後、楽天モバイルより「契約者変更手続き完了のお知らせ」というメールが届きます。
\楽天モバイル公式HPで名義変更方法を確認!/
まとめ
スマホを親名義から子供名義にするメリットとしては、
- 子供が自ら携帯ショップにて、プラン変更をしたり、オプション変更ができるようになる
- 契約者と支払い方法を子供の名義に変更する事で、携帯料金を自分で払うという自覚を持たせる事ができる。
- 親と子供で契約を完全に分ける事ができるので、スマホ料金や溜まったポイントなどを管理しやすくなる。
- 今後、子供が就職や進学で一人暮らしをする時などに、手続きを早めに済ます事ができる。
以上のような利点があります。
スマホを親から子供へと名義変更するのに必要な物としては、
- 親の本人確認書類
- 子供の本人確認書類
- 子供のキャッシュカード、またはクレジットカード
- 印鑑
親が来店できない場合や子供が未成年の場合は上記に加えて
- 委任状
- 親の本人確認書類のコピー
- 親の同意書
- フィルタリングサービス届出書
なども必要となります。
大手キャリアでは、スマホを親から子供へ名義変更する際には必ず携帯ショップへと足を運ぶ必要があります。
ネットから変更をする事はできません。
その理由としては不正利用などを防止するために、本人確認を厳格化している為です。
楽天モバイルではネットでスマホの名義変更を行う事が可能です。
スマホの契約者名義をネットで完了できると
- 24時間好きな時間帯にて、名義変更をする事ができる
- 携帯ショップに出向かずに、自宅で変更手続きができる
- 携帯ショップの繁忙期であっても、待ち時間無しで手続きができる
以上のようなメリットがあります。
楽天モバイルでネットにて名義変更を行う手順としては
- 親名義にて楽天モバイルへ乗り換え(MNP)、または契約する
- 契約完了後、my楽天モバイルにログインし、契約者変更ページから子供の情報を入力する
- 契約者変更手続き用のURLが発行されるので、子供に共有する
- 子供が送られてきたURLから、契約者変更手続きを行なう
以上の手順にて契約者変更をする事ができます。
皆さんもこの機会に、スマホを親名義から子供名義へと変更されてみてはいかがでしょうか?
\ 楽天モバイルの公式HPで詳細をチェック! /

